介護ボランティアを行いたい人と利用したい人の橋渡し|東京都 白十字在宅ボランティアの会

白十字訪問看護ステーション

(株)ケアーズ白十字訪問看護ステーション

住所
〒162-0842
東京都新宿区市谷砂土原町2-7
ディアコート砂土原204
電話
03-3268-1815
FAX
03-3268-1629
E-mail
hakujuji@muse.ocn.ne.jp
URL http://www.cares-hakujuji.com/
アクセス
有楽町線・南北線「市ケ谷」駅 徒歩3分
JR・新宿線「市ケ谷」駅 徒歩10分
大江戸線「牛込神楽坂」駅 徒歩10分
東西線「神楽坂」駅 徒歩20分



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【(株)ケアーズ白十字訪問看護ステーション


【白十字訪問看護ステーション開設からの経緯
1980年に市ヶ谷で佐藤智医師が始められたライフケアシステムでの「在宅ケア」の精神を受け継ぎ、訪問看護ステーション制度発足の、1992年12月に、医療法人春峰会立白十字訪問看護ステーションとして活動開始しました。
2001年医療法人解散に伴い、有限会社設立。同じ市ヶ谷の地で、地域の皆様の信頼に応えるべく、活動を継続してきています。(2006年新会社法にて株式会社に商号変更)
2007年8月東久留米にも東久留米白十字訪問看護ステーションを開設しました。
利用者様とご家族と医療者が、共有する場で作り上げるのが「在宅ケア」であり、訪問看護師は患者(利用者)サイドに立った調整役でもあるというのが当初からの考え方です。


【目指していること
当ステーションは長年の訪問看護実践を通して、地域の在宅医療・福祉の経験を積んできましたので、その経験を生かし、さらに研鑽を積みつつ、質の高い看護を提供したいと努力しています。
利用者様が自らの尊厳を守られながら、住み慣れたご自宅での生活が続けられるように、生活リハビリテーションも含めて、お手伝いさせていただきたいと願っています。


【特色
すべての利用者の方々のケアに、在宅ホスピスケアで学んだ「ホスピスマインド」を活かした看護を提供したいとスタッフ一同努力を重ねています。
病院との連携もはかり、退院前より在宅での生活がスムーズにいくよう、調整します。
「NPO法人白十字在宅ボランティアの会」とも協働しています。


【NPO法人 白十字在宅ボランティアの会
障害があっても、病気があっても、それがたとえ治らないとわかっていても、住み慣れた地域で暮らし続けたい多くの方々の願いを、叶えるのに、公的なサービスだけでは十分とはいえません。
訪問看護ステーションと連携しながら、上記のようなニーズに、応えるボランティアを養成し、地域に貢献すべく2006年10月に認証をうけ、2007年より活動を開始しています。
白十字訪問看護ステーション内に事務所をおき、連携を密にとっています。
「30年後の医療の姿を考える会」の事務局としても、機能しています。

【訪問看護事業の概要
新宿区市ヶ谷(2010年6月現在)
1ヶ月平均の利用者数約150名
1ヶ月平均の延べ訪問件数963回
スタッフ数
  常勤6名非常勤9名(常勤換算7名)
このうち保健師資格保有者9名
ケアマネージャー資格保有7名
非常勤PT1名常勤事務2名
ケアマネ専任社会福祉士1名介護福祉士1名
*ヘルパーステーション併設介護職14名

【亡くなった人の死因

【医療・介護度別利用者の割合
H21.7~H22.6の延べ人数
要支援1 77 (5.7%)
要支援2 69 (5.1%)
要介護1 192(14.2%)
要介護2 271(20.1%)
要介護3 209(15.5%)
要介護4 225(16.7%)
要介護5 306(22.7%) 75.6%
医療保険 434     24.4%
白十字訪問看護ステーション市ヶ谷2010

【訪問看護ステーションにおける緊急時対応の実態
H21.7~H22.6白十字訪問看護ステーション

【緊急電話の内容
具合が悪い
いつもと様子が違う
○○看護師さんから電話欲しい
息を引き取りました。
痰が絡んで苦しそうだ
この薬を飲んでいいか?(精神疾患ケース)
転んでしまった
37.1度あるのだが・・(ヘルパーからの電話)

【緊急電話への対応
電話をかけなおし、詳しく聞きなおしている
本人・家族・介護者が心配している内容を、日頃見ている看護の情報を共有し(PDA、申し送りノートなど)解決できるように一緒に考える。担当Nsに確認。主治医との連携
アセスメントによっては緊急訪問(随時訪問)
実際には、介護者と同行したほうが速い内容あり(難病ケースの排便の対応など)

【電話での対応の適切さが重要
緊急電話の件数に比して実際の出動件数が少ないのは、日頃から状態を把握している看護師が電話対応しながら、アセスメントし、問題を振り分けて、解決をはかっている。
緊急電話が多いケースには日中のケアの見直しを行い、介護力強化も含めて担当者会議を開催。
医療情報の共有を、行えていることも重要

【急性期病院とのスムーズな連携
介護の重度化を防ぐ意味で、高齢者の緊急入院を出来るだけ少なくし、かつ入院しても短期間で在宅に戻す事で、廃用症候群の発症予防につながる。
急性期病院からの退院時には、在宅ケアチームへのスムーズな情報の伝達や、共有がなされ、退院直後の介護力強化を図り、再入院を避けられるような体制作りが必要。(嚥下の問題、排泄援助、転倒予防、認知機能の維持)

【活動の状況:地域特性
新宿区人口31万15万世帯
高齢化率18.6%(H20.10)外国人除20.6%
大学病院3・国立病院1・公立病院1・準公立病院2・民間病院2・・・・総ベット数約6000
中間施設としての老健が少なく、特養もやっと5ヵ所でショートステイが取りにくい
新宿医師会が在宅推進を早くから取り組んできた。在宅支援診療所33箇所
区立を含め、訪問看護ステーション22カ所⇒H22.5現在16ヶ所に

【新宿区内には、こんなに、大きな病院が沢山ありますが、殆どの病院が、長く入院はできません。

【地域での緊急入院の状況
新宿区緊急一時入院病床確保事業の実績
平成18年4月~9月利用者25名中、後期高齢者21名
利用者に多く見られる病状など
1位 脱水8件(32%)
2位 肺炎(疑い含む)6件(24%)
2位 食思不振6件(24%)
この傾向はここ数年変わらない

【在宅療養支援診療所・訪問看護ステーション数
 
在宅支療養援診療所数
10万対
訪問看護ステーション数
10万人対
東京都
1122
8.8
536
4.2
二次医療圏
(杉並・中野・新宿)
141
12.2
60
5.2
新宿区
33
10.6
18
5.8
東京都二次医療圏の人口10万人対施設数の算定基準となる人口は総務局「東京都の人口(推計)」2007年6月1日を使用
東京都、二次医療圏の在宅療養支援診療所数は2007年7月1日現在
新宿区の在宅療養支援診療所数・訪問看護ステーション数は2007年10月現在

【無料介護情報誌ハートページに、区内訪問看護ステーション連絡会の広告ページを掲載
各ステーションの位置が、地図上でわかり退院前に、連絡先・相談先を探すときにとても便利と好評。
また、訪問看護を、知ってもらい利用するきっかけにもなっているこの情報誌は介護保険関係しか入手困難なため.訪問看護師が積極的に病院窓口部署へ届ける

【訪問看護サービスを受けるまでの流れ


【訪問看護ステーションの発展
1980年代から寝たきり老人対策に訪問指導が開始
*平成4年(1992)老人保健法の改正で生まれた制度
からのスタート(2.5人で始められる看護職として自立した医療機関)
*平成6年健康保険法の改正により対象の
拡大ができ、適応範囲が広がった
*平成12年介護保険法の成立による変化
*平成18年介護保険・医療保険同時改定の中で在宅支援診療所との連携による24時間緊急体制

【地域の中で果たす訪問看護ステーションの役割
中・重度要介護者への訪問看護
医療依存度の高い在宅療養者への訪問看護
介護予防活動への参画
介護予防としての訪問看護
包括支援センターとの連携
家族を一単位ととらえた取り組みの中で、健康の維持増進・介護予防につながる取り組み
ex)配偶者をなくした独居高齢者への働きかけ・・・グリーフケアからの導入

【長く入院できない?

【後期高齢者の在宅医療の現状
訪問看護ステーションの現場から
30人の後期高齢者の転帰
平均年齢85.5歳(76~97歳)
中央値も85.4歳
男性9人:女性21人

6年後の変化
生存者 8人(男性1人・女性7人)
死亡者22人(男性8人・女性14人)

6年後の変化
生存者8人(男性1人・女性7人)
*現在の居場所
自宅4人(全員女性:うち独居2人)
施設4人
有料ホーム2人
グループホーム1人
介護老人福祉施設1人

6年後の変化
死亡者22人(男性8人・女性14人)
*死亡場所内訳
自宅12人・・54.5%(男性5人・女性7人)
病院6人《うち1人PCU》(男3人・女3人)
特養3人《最終は病院2》(男0・女3人)
老健1人《最終は病院1》(男0・女1人)
上記、特養・老健を含めると16人・・72・7%

6年後の変化
死亡者22人(男8人・女14人)
死因:在宅12人
􀁺癌によるもの(最終は呼吸不全)3人
􀁺肺炎から呼吸不全・心不全7人
􀁺突然死(入浴中1人睡眠中1人)2人
医療:
􀁺酸素療法3人胃瘻・経鼻栄養2人
􀁺吸引5人(数日のみ3人)点滴1人

◆訪問看護を継続して利用することで、住み慣れた自宅での最期を迎えることも実現可能になっている
・過剰な医療処置に走らず、症状緩和に
・努力しながらケア中心の看取りに
・家族・介護者をサポートしていける
看取りには在宅訪問診療医師との連携協力が不可欠
●後期高齢者の場合は介護者も高齢の場合もあり、介護支援専門員(ケアマーネジャー)や介護職等との連携や、レスパイトケアのできる施設との連携も必要である。

【介護予防の考え方(3)
○生活機能低下の早期発見・早期対応のための「水際作戦」

【団地で暮らし続けるためには?
階段室の4階・5階に暮らす高齢者が、膝がいたい腰がいたい(ロコモテイブ症候群)で階下に降りれなくなる
内部疾患の悪化により、外へ出にくくなる
受診も大変、介護も大変
同じ地域内の1階や、エレベーター付きのところに一時移住は可能か?
「団地の保健室」機能を持たせて、訪問看護が受けやすくするなどのアイデアは?


【車椅子を両側で支えるのが困難な階段


【ベランダの段差・踏み外しての転倒

【70~75未満の間に・・・
住居について考える時期
引越しも含めてアドバイザーがいるのでは?
住み替えの手続きが煩雑で、かつ、何度も足を運ばなくてはならない
団地内に健康も含め生活全般の相談機関を!包括支援センターの役割との連動も

【総死亡数の変化と主な死亡場所の将来推計

【白十字訪問看護ステーションと地域での関連機関など
指示書交付の医師・医療機関約50ヶ所
新宿区内訪問看護ステーション連絡会
新宿区地域看護業務連絡会(看-看連携40年以上)
新宿区介護サービス事業者協議会
ケアマネット新宿(介護支援専門員連絡会)
緩和ケアネットワークミーテイング
難病対策推進(専門医往診)事業参加
地区医師会と「牛込地区在宅患者を考える会」計画






【新宿区での新しい取り組み(H21年度より)
在宅医療を勧めるための重点的な取り組み
地域保健医療体制整備協議会の議論を受けての提案が区の施策として取り上げられた
①区内の病院からの研修の受け入れに助成
②区内のステーションに働きたい人材の研修に区が助成
③退院支援・調整のモデル事業の推進
*②はステーションの人材確保を主眼



【在宅のイメージをもってもらう為に
在宅の経験をした急性期病院の看護師達が、退院調整に積極的になってきた。
在宅死もあるということが、認識してもらえるようになった。
受けての側にも啓蒙が必要
区民へ向けてのシンポジウウムの開催
当事者に経験談を話してもらうことの効用


【看取った後の体験談が役立つ
ご家族の話は、多くの感動を呼ぶ
一人の人の地域での看取りを、関わったものの体験談をふまえて話すことで、理想論ではない現実的な話しとして、聞くものにも、当事者意識が芽生える
語ったご遺族が、語る事で癒される
新たな地域のボランティアとしてのつながりに発展→在宅ホスピスが実現できる町に



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