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2008年9月9日に公開講座 『聞かせて下さい、あなたの人生。
~「聞き書き」というボランティア~』 を開催しました。
晴天に恵まれた、とはいえ残暑厳しい中、37名の方が会場に足を運んで下さいました。講師は、当会ではお馴染みの小田豊二先生(作家・日本聞き書き学会講師)。前半は、これまでの先生のご経験の中から、語り手から教えられたこと、聞き書きを通して変化した語り手・聞き手の関係、感動を共有するという聞き書きの醍醐味など、実例を挙げながら説明して下さいました。後半は、では実際に聞くとき、書くときはどうするのか?方法や注意点を具体的にお教え頂きました。
参加者のアンケートからいくつかの感想、ご意見を紹介します。「高齢者の話を聞くことは、とても勉強になると感じていたが、聞いて書くことは更に、話し手の歴史が生かされると今日の講演から学んだ。」「身近な人に聞き書きを早くやってみたいと思った。」「心の中がホンワリとして、とても暖かい気持ちになった。」「“器用さと稽古と好きとそのうちで、好きこそものの上手なりけり”がとても良い言葉だと思った。」「小田先生の話が、一つの物語(舞台)を見ているようだった。」「先生のお話で、自分が何をすべきか、少し方向が見えそう。」など。
その他、もっと聞きたかったことは?との問いに対しては、失敗談や、語り手との関係が上手くいかなくなった時の対処法は?作成した冊子が気に入らない、ということがない為には、どうすればよいのか?など、活動することを想定しての不安とも受け取れるような質問が書かれていました。
今回の公開講座は、「聞き書き」という活動を知って欲しい、との思いから開催したものですが、アンケートの最後に、「聞き書きボランティアをやってみたいと思いましたか?」と聞いています。アンケートの回収数は27でしたが、「是非、やってみたい」と回答した人は5名、「今後考えてみたい」と答えた人16名、「ちょっと自信がない」人3名、その他に「まだ考えていない」「時間と自分の気持ちに余裕ができたら」と書かれた方が2名いらっしゃいました。
10月半ばから「聞き書きボランティア養成講座」を開講します。これで4度目となる講座ですが、今回の公開講座終了直後に、既にお申し込みを頂いた方もあります。公開講座に参加できなかった方からも、次回の予定を教えて欲しい、といった問い合わせが幾つか。それに混じって、自分が担当している利用者さんの所に来てもらえるだろうか?というケアマネジャーさんからの問い合わせも頂いています。
今後も「聞き書き」を通じて、沢山の人の輪が広がっていくことを予感できるひとときでした。
(加藤敦子)
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